福岡の企業を戦略財務で元気にする!バーチャル決算プロデューサーが支援する年商5億コンサル。

バーチャル決算とは?

大部分の企業では、事業運営を行っていく上で、売上目標や利益目標(営業利益目標)が設定されています。

管理が行き届いている企業ならば、売上目標や利益率、人件費を始めとする各数値目標(見込み)を月ごとに設定しています。

目標と実績を対比し、毎月の管理者会議や営業会議に利用している例も多く見受けられます。

しかしそういう企業ですら、これらの数値は、すべて損益計算書やキャッシュフローをベースに作成されています。

そのため、売上・原価・経費・利益(営業利益)を期間ごとに管理するには適していますが、その結果どうなるのか?(どうするのか?)という企業としての大きな目的に直接的には結論を導き出してくれません。

このことは、事業現場における数値偏重主義を生み出しがちで、そもそも何のために利益が必要か?何のために売上を増加させなければならないか?といった本質的な数値目標の意義が現場目標の意味と大きくずれてしまいます。

このため業績管理手法を、一般的な損益計算書(PL)をベースとした事業計画だけでなく、営業活動のなかで生み出された利益が会社にどういう影響を与えているかという貸借対照表(B/S)による業績管理を行う必要性があります。

バーチャル決算とは、

●従来型の事業計画書(=予定損益計算書)による業績管理に予定貸借対照表(B/S)の数値を加味することにより、企業の財務状況を的確に把握する。

●新規事業展開のタイミングや、新店舗の開設、既存店舗の撤退時期を知る。

●投資等の決定事項にともなう資金調達計画や利益留保計画、固定資産の除却計画、借入の返済計画・借換計画等を事前にプランニングする。

●そして、最終的に期末に大切な決算対策を毎月の月次段階で検討を可能にする経営判断手法です。

会社のあるべき姿である事業計画に業績を近づけるという内容は従来の事業計画書と同じですが、それをより多面的に財務面からも数値管理を行えるようにしたのが、このバーチャル決算です。

バーチャル決算は、損益計算書による業績管理とキャッシュフローによる業績管理を貸借対照表を通して中長期的計画を遂行するために有効な手段となります。

これにより事業本来の目的を明確化できるとともに、企業の価値、事業の価値を高める経営を目指すことができます。